ラベル 幢褙 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 幢褙 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014年1月14日火曜日

2013年10月1日火曜日

2013年9月17日火曜日

春望



書 劉清源


http://www.tansou.com/waka_tanka/kobetu_no_uta/syunbou.html


【作者】 杜甫(712~770)盛唐の詩人。李白とともに唐代最高の詩人。湖北省襄陽県の人であるが、洛陽に近い河南省鞏県で生まれた。三十五歳ごろまで、呉、越、斉、趙の間を遊歴、この間に李白、高適と交わり、詩を賦したりしている。役人として職に就いたり、解かれたり、左遷されたり、又、戦争に巻き込まれたりもした。760年、剣南節度使の厳武に見出され、四川省成都の郊外に草堂を建てて住んだ。この時期は、杜甫の一生の内で比較的平穏な時期であった。765年厳武が死に、蜀の地が乱れた為、又、貧と病に苦しみながら、四川、湖北、湖南の地を流浪し、770年湖南省耒陽県で不遇のうちに生涯を終えた。 


春望    杜甫 作          

Guó pò shānhé zài       
国破山河在     
  
Chéng chūn cǎomù shēn           
城春草木深     
 
Gǎn shí huā jiànlèi          
感時花濺涙     
 
Hèn bié niǎo jīng xīn          
恨別鳥驚心     
 
 Fēnghuǒ lián sān yuè             
烽火連三月     
 
Jiā shū dǐ wàn jīn          
家書抵萬金    
  
Báitóu sāogèng duǎn          
白頭掻更短    
    
Húnyù bùshèng zān           
渾欲不勝簪     


国破れて山河在り
城春にして草木深し
時に感じては花にも涙を濺ぎ
別れを恨んでは鳥にも心を驚かす
烽火三月に連なり
家書萬金に抵る
白頭掻かけば更に短く
渾べて簪に勝えざらんと欲す

【解説】 長安の荒廃した様を見てうたったもの。757年、作者46歳、長安での作。詩の前半は眼前の景を見て、変化する人の世と、変わらない自然とを対比させて感慨にふける。後半は国を憂い妻子を思い、心労によって急激に衰えた身を嘆くことをもって結ぶ。【通訳】 国都長安は戦乱のために破壊されてしまったが、自然の山や河は昔どおりに残っている。この城内は春になっても、草木が深く生い茂っているのみで、人陰すら見えない。自分はこのいたましい時世に感じて、平和な春ならば花を見て楽しいはずなのに、かえって花を見ては涙をはらはらと流してしまう。家族との別れを恨み悲しんで、心を慰むべきはずの鳥にも心を驚かされる。戦火は三ヶ月もの長い間続き、家族からの手紙もなかなか来ないので、万金にも相当するほど貴重に思われる。自分の白髪頭をかくと、心労のために髪の毛も短くなってしまい、役人が頭につける冠をとめるかんざしも挿せないほどになってしまった。

2013年9月11日水曜日

寒梅 3




寒梅  新島 襄
    
ting shang yi han mei
庭 上 一 寒 梅

xiao qin feng xue kai
笑 侵 风 雪 开

bu zheng you bu li
不 争 又 不 力

zi zhan bai hua kui
自 占 百 花 魁



書  劉清源   篆書


[開く]

庭上の一寒梅笑って風雪を侵(おか)し開く

争わずまた力(つと)めず

自ずと百花(ひゃっか)の魁(さきがけ)を占(し)む


[口語に訳]

庭先に一本の寒梅がある、

楽しむように風雪を苦にもせず花を咲かせている

争いもせず、力みもしないが、

寒梅は自然にあまたの花の先達になっている。

2013年9月10日火曜日

32 菊


立て 6尺2寸5分 幅 1尺4寸
押し風帯
画 大隅紅花

2013年9月8日日曜日

2013年8月28日水曜日

冬夜 九詠の一 不睡



立て 6尺4寸5分 幅 2尺3寸
書 劉清源



冬夜 九詠の一 不睡   菅原道真 詠首 

Bù shuì téngténg sòng wǔ gēng 
 
不睡騰騰送五更  


Kǔ sī wú zhái zài dōngjīng 
   
苦思吾宅在東京  


Zhúlín huā yuàn jīn wàngquè 
  
竹林花苑今忘却  


Wén dào wàisūn qī yuè shēng  
聞道外孫七月生  


[ 開く ]

睡らず騰々とうとうとして 五更ごかうを送る

苦はなはだ思ふ 吾宅わがいへの東京とうけいに在るを

竹林 花苑くわゑん今や忘却ばうきやくす

聞道 きくならく 外孫ぐわいそん七月生まれりと


[ 口語訳 ]

冬の夜、九首  一 不睡 

眠気を全く覚えないまま もう夜があけた

思うも辛いが 東の方 京に我が家はある

竹林 花園のことは 今は忘れ遠のいてしまい

伝え聞くばかりのことだが 七月に 外孫が生まれたという

2013年8月27日火曜日

2013年8月5日月曜日

2013年7月29日月曜日

53 柳



立て 6尺2寸5分 幅 1尺8寸5分
画 紫紅
柱1寸程度

2013年7月21日日曜日

2 杞久の花

             
             立て 6尺7寸5分 幅 1尺8寸
大隅紅花

2013年7月17日水曜日

76 椿

立て 6尺2寸5分 幅 1尺6寸 
画 朝陽 
表装の特徴は 柱が1寸5分程度の細めの仕上げ

2013年6月26日水曜日

2013年6月12日水曜日

2013年6月4日火曜日

30 姫百合

立て 4尺1寸5分 幅 7寸5分


日本画家 大隅紅花(おおすみこうか)


2013年5月30日木曜日

102 菖蒲

立て 6尺4寸 幅 2尺5分
川村憲邦

大正2年(1913) 福岡県生 京都絵専卒 日展・文展等で活躍

2013年5月22日水曜日

99 渓山佳趣之図

立 6尺3寸5分  幅 2尺5分


藤井瑞景(1908~1990)
明治41年生まれ。父・瑞雲も有名な南画家。父の影響で早くからその才能を開花させる。後、田中柏陰に学ぶ。人の見ている前での揮毫は、運筆の旨さで人々を魅了した。日本南画院に所属し、特賞二回、同会長賞、知事賞を受ける。山水・花鳥を得意とする。
平成2年82歳で歿。 

2013年5月9日木曜日

今日二年九月盡


書 劉清源

菅原道真『菅家後集』512

jinri er nian jiu yue jin
今日二年九月盡

ci shen wushiba hui qiu
此身五十八廻秋

siliang he shi zhong ting li
思量何事中庭立

huang ju can hua bai fa tou
黄菊残花白髪頭

[開く]
今日(こんじつ)二年九月尽(じん)
此(こ)の身(み) 五十八廻(かい)の秋
何事を思い量(はか)りて中庭に立つか
黄菊(きぎく)残花(ざんか) 白髪の頭(こうべ)

[口語訳]
今日は (延喜)二年の九月末
私は 五十八回目の秋を迎える
何ごとに思いをめぐらせ庭に立つのか
黄菊の花の残りと白髪の私

2013年4月26日金曜日

2013年4月12日金曜日

68 梅の花

立て 6尺5寸5分     幅 1尺5寸5分


中曽根晁二

師・加藤英舟
明治36年 高知県室戸市生れる。
旧号:晁子 四條派を学ぶ 
院展3回入選。 元院友。兵庫県展2回入選。大美3回入選。大礼博入選。京都府宇治市に住した。