2013年2月28日木曜日

174 紅梅

立 6尺3寸  幅 1尺8寸5分

画 杉原元人
 
 『伊豆の海や 紅梅の上に 波ながれ』
             水原秋桜子 句

2013年2月24日日曜日

椿に小禽


画 久保吉郎
立2尺5寸5分 幅4尺7寸

くぼ きちろう■
1942
年、京都府生まれ。日展会友。東丘社会員。京都日本画家協会会員。堂本印象に師事。
日展入選15回。日春展入選22回。 甦る屏風展出品。個展20回。

2013年2月20日水曜日

2013年2月18日月曜日

2013年2月15日金曜日

2013年2月9日土曜日

109 牡丹

谷口英雄

師・山元春挙 西山翠嶂
明治41年京都市生まれ
京都絵画専門学校卒
日展特選1 帝文日展13京展依属受賞 


立4尺8寸 幅2尺4寸5分


台湾民歌
 104白牡丹 by 李碧華

2013年2月8日金曜日

「春夜詩」 北宋・蘇軾

























表装は俗に言う 茶掛け

書 劉清源
 「春夜詩」 北宋蘇軾(蘇東坡)

chunxiao yike zhi qianjin
春宵一刻値千金  

hua you qingxiang yue you yin
花有淸香月有陰  

ge guan loutai sheng xixi
歌管樓臺聲細細  

qiuqian yuanluo ye chenchen
鞦韆院落夜沈沈  

歌管=演奏の歌
楼台=高殿。
鞦韆=(女性が遊ぶための)ブランコ。
院落=中庭。

[開く]
春宵 一刻 値千金      しゅんしょう いっこく あたい せんきん
花有淸香      月有陰       はなにせいこう あり つきに かげあり 
歌管 樓臺 聲細細     かかん ろうだい こえ さいさい
鞦韆 院落 夜沈沈          しゅうせん いんらく よる ちんちん


[口語訳]
春の宵は、何とすばらしく値いがあることか。 
花には清い香り、月には影がかかり 
高殿から聞こえていた音曲 語らいの声は消えぼそって
中庭の鞦韆だけが残り 春の夜はますます更けていく

2013年2月7日木曜日

212 大天狗


山下繁雄  
   立 4尺3寸 幅1尺2寸


明治16年12月9日東京市京橋区に生れた。不同社で小山正太郎の教えをうけ、また太平洋画会の研究所にも学んだ。明治40年の東京勧業博覧会に「武蔵野」が入選、褒状をうけたのが展覧会への初出品で、続いて41年第2回文展に「夏木立」「綾瀬川」が入選となつた。其後制作不振のため一時画業を離れ、大正3年大阪に居住した。翌4年、友人のすすめで再び作品を文展に送り「軍鶏」が入選、以来、もつぱら軍鶏を描き、大正15年帝展出品の「雄鶏の図」は久迩宮家御用品となり、昭和7年帝展出品の「軍鶏」は特選となり、昭和洋画奨励賞をうけている。同8年帝展で「軍鶏」は再び特選をうけ、翌年から無鑑査待遇、或は招待出品者として「嵐に立つ軍鶏」(昭和11年文展招待展)、「蓼花軍鶏」(昭和13年文展)等を出し、軍鶏の画家として知られていた。晩年は日展出品依嘱者として同展に軍鶏の作品を出品、昭和26年奈良県文化功労者として表彰をうけた。昭和33年9月27日脳軟化症のため奈良市の自宅で逝去した。

2013年2月4日月曜日

渓谷の上に棲む家在り

画 堀江春斎 [ほりえ・しゅんさい]
立4尺6寸 幅2尺4寸

■略歴:
師・山元春挙
明治33年富山県生まれ。 旧号・一紅
京都絵画専門学校卒
帝展・文展・日展15
戦前・戦後の京都画壇を中心として活躍した。
山水、花鳥を得意。山水、花鳥を得意とする。
(162) 憶鄉曲

2013年2月1日金曜日

山邨仏寺


画 荒川 勝英 あらかわ しょうえい 生年:1915(大正4年乙卯)生地:新潟県
   立 6尺4寸  幅2尺1寸