書 劉清源
菅原道真『菅家後集』512
jinri er nian jiu yue jin
今日二年九月盡
ci shen wushiba hui qiu
此身五十八廻秋
siliang he shi zhong ting li
思量何事中庭立
huang ju can hua bai fa tou
黄菊残花白髪頭
[開く]
今日(こんじつ)二年九月尽(じん)
此(こ)の身(み) 五十八廻(かい)の秋
何事を思い量(はか)りて中庭に立つか
黄菊(きぎく)残花(ざんか) 白髪の頭(こうべ)
[口語訳]
今日は (延喜)二年の九月末
私は 五十八回目の秋を迎える
何ごとに思いをめぐらせ庭に立つのか
黄菊の花の残りと白髪の私